ビダール苔癬 慢性単純性苔癬

ビダール苔癬と慢性単純性苔癬について

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ビダール苔癬とは、フランスの皮膚科医ビダールという人が初めて発見した皮膚疾患の一種で、以前は慢性単純性苔癬と呼ばれていました。
ビダール苔癬はまたの名称、慢性単純性苔癬という病名からもわかるように、ネックレスや着物の襟などがこすれて首筋やうなじに慢性的な刺激を受けることで、かゆみや炎症を繰り返し発症します。
さらに進行すると湿疹ができ、慢性化する可能性があります。
特に皮膚が薄くなりバリア機能が低下する中高年の女性に発症しやすく、我慢できずにかきむしるとさらに広がっていき跡が残ってしまいます。
ビダール苔癬の治療方法は、副腎皮質ホルモンを配合した塗り薬によるものが主流ですが、かゆみが我慢できない場合は抗ヒスタミン剤の内服薬が処方されます。
さらに患部に刺激を与えないようにするためには、副腎皮質ホルモン剤を含んだテープを貼る治療方法が効果的です。
また皮膚の乾燥を防ぐことも大切なので、患部を洗浄料で洗って脱脂しないようにすることも大切です。
このような場合はできるだけ刺激を与えず、ぬるま湯でさっと汗を流す程度にしましょう。

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ところでビダール苔癬、あるいは慢性単純性苔癬と呼ばれる皮膚疾患の場合は、首筋やうなじだけでなく、乾燥しやすい太ももや皮膚がデリケートで敏感な陰部にもよく発症します。
このような部分に発症する場合は刺激が原因になることも考えられますが、薬物の副作用やストレスなどが原因であることも考えられます。
また身体を洗う時に石けんや洗浄料をしっかり洗い流さなかったり、毛染めやブリーチ剤などを使用した時にも発症しやすく、このような場合は肌が過敏になっていますのでいったんこれらの洗剤や薬剤の使用を控え、できるだけ肌に刺激を与えないようにすることが大切です。
そしてお風呂に入る時には、熱いお湯に入るのは避けましょう。
肌が火照ったり、乾燥したりする原因になりますので、できれば39℃から40℃位のお湯が肌辺りがよくて刺激を与えません。
一方、食べ物にも注意する必要があります。
香辛料などの刺激の強い食べ物やアルコールなどは、血流を促して症状を悪化させる原因になりますので避けるべきです。

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